民俗古代妄想, blog

ラオス・アカ族の糸紡ぎと、おばちゃんたち

ラオス・アカ族の糸紡ぎ

iPhoneの
バックアップを取りながら
なんとなく眺めた写真

ラオス・アカ族の
おばちゃんたちを見つけて
懐かしくなる

どうしているかな
昨年に会ったときには
激痩せしていたおばちゃんもいて
ちょっと心配

暑かったからとか
食事制限してたとか
そういうのなら
良いのだけど

おばちゃんたちとは
チェンマイと
西双版納(しーさんぱんな)を
行ったり来たり
していたときに知り合って

気がついたら
仲良くなっていて
肩揉みをしたりする間柄
(揉まされる)

よく現地で落ち合う
旅友達も仲が良くて
みんなでナイトマーケットな
夕食を楽しむこともある

おばちゃんたちは
観光客への
しつこい押し売りから
現地の人からも
観光客からも嫌われがち

それでも実は
とても純粋で
よく冗談を言ったり
おどけたりして
たくさん笑う陽気な人たち

僕もたまに
おばちゃんたちから
ポーチなどを買うのだけど

ひとり
豪快なおばちゃんがいて
他の人から買うと
それを取り上げて
ぽいっと
放り投げるような仕草をしては
自分のを買えとおしてくる

みんなでそれを
からかったりしながら
爆笑して解散

あるとき
これは手作りなのか
糸も手つむぎなのかと
尋ねたら

いま見せてあげると
バッグから綿と
コマのような道具を取り出して

膝や手のひらを使って
クルクルっと回しながら
こよって行く

回転に合わせた
微妙な加減で紡ぐものだから
僕にはすぐにできそうもない

以前、
西双版納で
ハニ族だったか
ジノ族の方々の

道具を用いず
手のひらと膝を使った
糸つむぎをしてみたのだけど
ぷつりとすぐに切ってしまって
なかなか難しい

自転車のホイールを使って
クルクルするあのタイプも
けっこう切れてしまう

均一な太さなども
コツを掴むまではね

おばちゃん
周囲に照れながらも
クルクル

こちらとしては
思いもかけず
貴重なシーンを観ることができて
感謝いっぱい

顔が写らないように
写真を撮って良いですかと
確認をしたら

顔も写してくれ
とは言われたけど
やっぱり写さずにおく

動画も撮りたかったけど
取材でもないしと
その場のノリを楽しむ

その時が来たら
きちんと撮らせてもらおう

それにしても
寂しいのは、
おばちゃんたちも
よくないにしても

まるで
虫を払うように
野犬を払うように

おばちゃんたちに
手の甲を向けて
目も合わせずに
追い払う観光客

友人となったいま
さらに心が痛む

おばちゃんたちは
収入のことからか
節約のためか

観光客の残した
残飯を集めて
夕食をとっていることも多い

僕らは
おばちゃんたちの分も
ちゃんと購入して
一緒に食べるのだけど

おばちゃんたちは遠慮して
あまり口をつけないこともある

暑いから
ボトルの水は
受け取ってくれる

もしすでに持っていたら
バッグからそれを取り出して
持ってるから大丈夫と
受け取らないこともある

お互い
言葉が通じないから
ジェスチャーと
アイコンタクトが
主になるのだけど

3-4年の間
ちょこちょこ会っていたら
空気だけで伝わるようにもなる

一年近く
会っていないなぁと
懐かしくもあり
心配にもなる

政府はあまり
少数民族政策に
乗り気ではないとも
聞いている

学校などで学べる機会も
多くはないのかもしれない

けれど
様子をみていると
都市部に出てまで
穏やかな山の暮らしを
捨てようとも
思ってはいないのかもな

僕らは今までどおり
冗談を言い合ったりしながら
その日を楽しむのが好い

頼られることがあれば
相談に乗って
出来ることをしよう

これまでのやりとりから
短絡的な頼り方は
してこないだろう

まあなんかちょっと
観光客から
嫌がられない売り方と
品物のクオリティーの上げ方を
手伝いたい気持ちも
あるのだけど

ああそれにしても
会いたい人が
いっぱいだな 🙂