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北海道のタコ漁の話を聴いて

タコ漁のこと

タコ漁のこと

北海道西部というのか
南西部というのか

ご年配の
地元の漁師さんが
舟の片付け

ちょうど
釣り好きでもある友人と
防波堤か船で釣りをしたいねと
話していたところだったから
尋ねてみる

例えば、
釣りをするなら
どの辺りに
どのような魚がいるのか
防波堤からの投げ釣りと
沖に出る船釣りについてなど

すると
おじいさん漁師さん曰く、
石狩湾の
5月下旬のこの時期は
ちょうど魚がいなくなって
6月中旬あたりから
大きめの魚が入ってくるのだとか

防波堤からの投げ釣りなら
岩内町のある側の日本海が良いらしく
釣りの玄人方々は
積丹半島から岩内町、
さらにその南の沿岸を狙うとか

そういえば
ここにくる少し前に会った船頭さんも
同じことを言っていたし
その方から勧められた
地元の釣具店の方も言っていたな

今の時期は
石狩湾では釣れないよ
とか

そんな会話をしていたら
おじいさん、タコ漁の話をスタート

早朝のタコ漁が終わって
夕方のタコ漁に出ようと思っていたけど
雨が降って風も出て荒れそうだから
漁はやめてお片付け中とのこと

友人に通訳をすると
タイではタコ漁のことを
聞いたことがないらしく
興味津々

どうやって釣るのですかと
尋ねてみる

いま主流なのは
蛸壺を使った漁、

タコは
穴があると入りたがって
一度入ってしまうと
出方がわからなくなり
そのまま回収されちゃうのだそう

なにげに
説明しやすいようにと
舟に積んであった
プラケースを渡してみたら
そうそうこんな感じと
再現してくれて

親切でお話好きな
漁師のおじいさん

オレは
こっちで釣るのが好きだからと
タコ釣りの仕掛け

このヒラヒラと
このカニやミニダコの
おもちゃのついたこれを
海底に沈めて引きずると

ナワバリに入り込んできた
獲物や敵と勘違いして
飛びかかって絡みついてくる

先日は
15kgもある
大物が釣れたんだと
嬉しそう

友人は
15kgと聞いて驚いて
ますます興味津々

一緒に
観に行くことはできますかと
相談してみる

タコ釣りには
ライセンスが必要なのと
タコ釣りの小舟は
一人用で
ほかのひとを乗せることが
できないのだそう

漁場に着いたら
舟の先端近くに立って
片腕でカイを操り
片腕で仕掛けの操作をしながら
海底のタコと駆け引きをするから
ちょっと危なくもあるらしい

近くにあった
一般客も乗せられるボートを指して
このマークがあるのは
釣り船としてひとを乗せられるんだよ
とも教えてくれる

その日はその会話の後
僕らは別なポイントに移動

後日、
近くを通ったので
また寄ってみたら
ご夫婦で小屋のお片付け
軽く一杯、やっていた様子

友人が
やはりタコ漁を
見てみたいそうで
それは可能ですか?
とあらためて

一緒の舟には
乗れないけれどと
ちょっと連絡先交換になって
来年の今頃に
またお会いできるかも

友人は大喜び、
タコ漁の期間と時間帯も
尋ねてみる

タコは一日中
釣りに出れば釣れるけど
歳をとって疲れやすいから
通常は早朝一回、
気が向いたら夕方にもう一度

3月から釣れ始めて
7月中には沖の深い方に
移動してしまうそう

北海道は冬が寒く長いので
おじいさんは
5月中頃から7月あたりまで
タコ釣り

蛸壺の方が
簡単だけど
やはりタコの引きが面白くて
海底を引きずる釣りを
続けているそう

友人も
日本語は分からずとも
仕草や表情で
何を話しているか
わかったようで

わかる!
釣りの手応えが
楽しいんだよね!

と英語とジェスチャーで
おじいさんに話しかける

おじいさんにも
それが通じて

そうそう
ビクビクってくるのが
楽しくてやめられないんだ
と友人と笑顔の会話

もう帰っちゃうのか
くるってわかってたら
とれたてのタコの刺身
用意してたのにな、、

来年またくるなら
絶対に食わせてやるから!
と言ってくれる

タコ漁は
各地で仕掛けも異なるから
見せてもらうと面白いよ、
とも教えてくれて

もう一度
電話番号と名前を確認しあって
ではまた来年とご挨拶

移動の車中
おじいさんは
お酒が好きそうだから
タイの美味しいお酒を
お土産にしようと
もう来年のことを
考え始める友人

かなったなら、
友人にもおじいさんにも
良い時間となるよう
僕は動こう

楽しみが増えたな 🙂